こんにちは。mpです。
2019/9/14修正
「SPEED」のメンバーで、自由民主党所属の今井絵理子参院議員が、女性活躍・IT・防災担当の内閣府政務官に就任しました。女性活躍担当の内閣府政務官に内定したそうです。
今井さんと言えば、2016年に行われた参議院議員通常選挙で比例区より立候補し当選しています。
2017年には、自民党神戸市議員の橋本健さんとの不倫疑惑が週刊誌で報道され、話題となりました。
当選をして1期目での内閣府政務官は初めてのことなのだそうですが、正直何をするの?と思われる方も多いのではないでしょうか?
そこで、そもそも政務官や内閣府って何?というところからご紹介したいと思います。
政務官とは?
そもそも、政務官とは何でしょうか?
大臣を補佐するために、国会議員から選ばれるのが、副大臣と大臣政務官なのですが何が違うのでしょうか。
大臣は、実務を行う官僚たちがいる各省庁のトップに立つ人で、国会議員から選ばれますよね。
国会で答弁をしたり、様々な発表をしたりメディアでもよく見かけます。
その大臣を全般的に補佐し、不在の場合に大臣の代わりを担うのが副大臣。
一方、特定の政策について大臣を補佐し、大臣の代わりを担う権限がないのが大臣政務官です。
ですので、副大臣も大臣政務官も複数人おかれるケースがあります。
大臣、副大臣、大臣政務官がチームとなり、官僚のトップである事務次官の上に立ち、政策を進めていくんですね。
政務官は、特定の政策について大臣を補佐する。
大臣・副大臣・政務官の政治家チームで官僚の上に立ち、政策を進める。
内閣府とは?
では次に、内閣府とは何か整理しましょう。
内閣では、内閣総理大臣や各省庁の大臣が、法律をつくったりと国の政策を行いますね。
しかし、各省庁が縦割りで政策を進めるのでは、スムーズにいかないことも多くあります。
そこで、各省庁を横断し、政策がスムーズに進められるよう、調整役として作られた、行政機関の一つが内閣府で、2001年に新設されました。
例えば、少子化対策を行おうとした場合、文部科学省や厚生労働省が関係したりと、複数省庁が連携する必要があったりします。
そういった場合に、少子化対策をスムーズに行うために、関係省庁の利害を調整するのが内閣府の役目なんですね。
なので、内閣府には各省庁のトップである大臣とは別に、少子化対策や地方創生などの重要な政策について、内閣府特命担当大臣というものがいるんですね。
内閣府は、各省庁にまたがり、政策をスムーズに進める調整役。
内閣府政務官とは?
政務官が何か、内閣府が何か、わかったので、いよいよ本題。
内閣府政務官とは、複数省庁にまたがる政策がスムーズに進められるよう、大臣を補佐する重要な役職ということですね。
定数は3名ですが、2012年以降は、他省の大臣政務官の職と兼任する政務官もおけるようになりました。
例えば、今話題の小泉進次郎議員は、2013年から2015年に、復興庁の大臣政務官と内閣府政務官を兼任していました。
復興庁の特定の政策について大臣を補佐しつつ、複数省庁にまたがる政策については調整役も担っていたということですね。
2019/9/14加筆・修正
一方、今井絵理子議員は、女性活躍・IT・防災担当の内閣府政務官に就任しました。女性活躍担当の内閣府政務官に内定したと言われています。
女性活躍担当内閣府担当大臣である橋本聖子参議院議員、IT政策担当内閣府特命担当大臣である竹本直一衆議院議員、防災担当内閣府担当大臣である武田良太衆議院議員らを補佐する役割ですね。
複数省庁にまたがる政策である、女性活躍・IT・防災について、スムーズに政策が進められるようがんばってもらいたいです。
内閣府政務官は、複数省庁にまたがる政策がスムーズに行われるよう、特定の政策において大臣を補佐する。
最後に
自由民主党所属の今井絵理子参院議員が、女性活躍・IT・防災担当の内閣府政務官に就任したということで、驚いた方も多いのではないでしょうか?
国の重要な政策について、大臣を補佐する政務官。
複数省庁にまたがるということで、調整力も必要とされますね。
1期生である今井議員では力不足では?との声もあがっていますが、同世代としては応援したいです!