こんにちは。mpです。
小さい子どもを持つお父さん、お母さんたちにうれしいニュースがありましたね。
それは、埼玉県さいたま市にある大宮ラクーンよしもと劇場になんと託児所を設置することになったそうなんです。
よしもとは全国に10の劇場があるそうなのですが、託児所を設置するのは大宮ラクーンよしもと劇場が初とのこと。
実は、きっかけは芸人の横澤夏子さんなんだそうです。
子ども連れでも劇場で観ることは可能ですが、赤ちゃんが泣きだしてしまうと席を立たざるをえない姿をみて、子育てを頑張る人にも楽しんでもらいたいと思ったそうです。
2017年の第1回「女芸人No.1決定戦 THE W」で、横澤さんは優勝賞金1000万円の使い道をルミネtheよしもとに託児所を作ることとおっしゃっていました。
その時は、残念ながら優勝できず、願いはかなわなかったそうです。
しかし、その思いに賛同した企業があり、今回の簡易託児所の設置となったとのこと。
託児所について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
お笑いが好きな方には本当にうれしいことですよね。
では、なぜ芸人の横澤さんがそこまで熱い思いで託児所設置に取り組んだのか・・・
それは、横澤さんが子どもが大好きでベビーシッター資格を持ち、実際に2年間ベビーシッターをしていた経験があるからなんだそうです。
そこで、今回は、そのベビーシッター資格についてご紹介したいと思います。
ベビーシッター資格とは?
実は、ベビーシッターに関する国家資格はありません。
また、驚くことに、ベビーシッターをする上で、法律的には資格はないそうなんです。
しかし、雇う側、依頼する側からすると、資格があるのとなにのとでは、信頼度が全く異なりますよね。
保育士や幼稚園教諭、助産師、看護師などの資格も有益ですが、思い立ってすぐに取れる資格ではありません。
これから勉強したいという方には、公益社団法人全国保育サービス協会が行っている「ベビーシッター資格認定試験」というものがあります。
横澤夏子さんも、認定資格を取得し、フリーランスのベビーシッターとして、個人的に依頼を受けていたそうです。
芸人をしながらだったそうで、日程や時間を自分で調整できたことはありがたかったそうですよ。
この試験に合格し、「認定ベビーシッター」になっておくといいかもしれませんね。
ベビーシッター資格認定試験の内容は?
公益社団法人全国保育サービス協会が行っているベビーシッター資格認定試験の内容は、どのようなものでしょうか?
受験資格
- 満18歳以上
- 全国保育サービス協会主催の研修を受講し修了
- ベビーシッターの実務経験を有する
出題内容
選択式(5肢択一問題)40問と記述式(400字以内)1問だそうです。
試験時間は90分です。
受験資格で実務経験は必要ですが、試験においてはないようですね。
受験料
11,330円(2019年時点)
受験会場
東京、大阪、名古屋、岡山(2019年時点)
試験日
2019年度は、7月6日となっています。
毎年7月上旬のようです。
合格率は?
合格率は80%程度と言われており、しっかり勉強すれば合格できる資格のようです。
認定後は?
試験に合格し認定されると、公益社団法人全国保育サービス協会から、資格登録証が交付され協会に「認定ベビーシッター」として登録されるそうです。
5年間有効で、研修や教材配布などで更新を1回行えば、その後は有効期間はないそうです。
詳細について知りたい方は、公益社団法人全国保育サービス協会のホームページをご覧くださいね。⇒コチラ
横澤さんは、半年間勉強して合格したそうです。
また、資格について次のようにおっしゃっています。
勉強しているときの教科書や資料、参考書を読むと、親せきの子どもを預かるような軽い気持ちではできない、と思いましたね。
たとえば、子ども自身が欲しいと泣いても、食べ物を勝手に食べさせてはいけない、とか、病気や急なケガの対処法とかがあって、教科書を読めば読むほど怖くなったんですけど、そこは「資格」を取得しているという自信で、なんとかやりきりましたよ〜。
引用:anインタビュー
最後に
大宮ラクーンよしもと劇場に託児所を設置するきっかけとなった、横澤夏子さん。
そして、その横澤さんが持っていたベビーシッターの資格についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
受験会場が少ないのがネックですが、しっかり勉強すれば取得できる資格のようです。
これからますます需要が増える資格かもしれませんね。