こんにちは。mpです。
毎年5月頃になると、ある野菜を手に入れてくてうずうずしてしまいます。
見た目はふきのような野菜なのですが、茎が緑色のものもあればとても鮮やかな赤色のものもある野菜。
それが、ルバーブなんです。
数年前、群馬県の道の駅川場田園プラザでたまたま目に留まったのが初めての出会いでした。
あまりにも鮮やかな赤色だったので、手に取りジャムにしたら、甘酸っぱくてとてもおいしいんです。
もっと買えばよかったと思ったのですが、このルバーブ、買える場所が少ないんですね。
それが余計に、購買意欲をそそります。
そこで、まだルバーブを知らない方、ルバーブ買ってみたけれどよく知らないという方向けに、ルバーブのご紹介をしたいと思います。
Contents
ルバーブって何?
ルバーブは、シベリア原産の野菜です。
シベリア原産ということからわかるように、比較的涼しい地域で栽培されます。
日本では、北海道や長野県で多く栽培されていますよ。
ふきのように長い茎に大きな葉がついているのですが、葉は食べず、茎だけを食します。
販売されているものは、葉を落とし茎だけにした状態になっていますよ。
ルバーブの栄養は?
ルバーブの特徴と言えば、食物繊維が豊富なことです。便秘解消などにつながりそうですね。
また、カリウムも多く含まれます。カリウムは、体内の水分を排出する働きがあるので、むくみ解消を期待できます。
赤色のルバーブはポリフェノールも多く含んでいるので、生活習慣病の予防にもつながります。
ですので、美容や健康に気をつける方に人気の野菜なんですよ。
ルバーブってどんな味?
生食では酸味が強いです。
我が家の子どもたちが、小さく切った生のルバーブを食べてみたところ「ちょっと酸っぱい」と言っていましたよ。
ジャムにすると、甘酸っぱくなります。
ベリーのような甘酸っぱさに似ていると思います。あんずのような味にも似ているのではないでしょうか。
ジャムに加工された状態で売られていることも多いので、ぜひ1度召し上がってみてくださいね。
ルバーブの赤色のヒミツは?
私が最初に購入したルバーブは緑色と赤色がグラデーションになっていました。
ルバーブってそんなものなんだろうと思っていたので、別の場所で全体が緑色のものを見つけた時は、ルバーブじゃないと思ったくらいでした。
実は、ルバーブにはいろいろな品種があり、茎が緑色のものと赤色のものがあるそうなんです。
それらを掛け合わせてグラデーションのようになっているものもあるそうなんです。
ルバーブの色の違いは、品種の違いだったんですね。
では、赤色の品種のルバーブはなぜ鮮やかな赤色になるのでしょうか。
それは、ポリフェノールの一種アントシアニンが多く含まれているからだそうです。
ブルーベリーやぶどうなどと同じですね。
ちなみに、鮮やかな赤色が印象的なルバーブですが、実はほとんどの品種が緑色なのだそうですよ。
ルバーブはどうやって食べる?
ルバーブは加工して食べることが多いですが、生でも食べられます。
生のルバーブが手に入ったら、いろいろな食べ方をしてみましょう。
サラダ
生食の場合、酸味が強いので薄く切って水にさらしたり、塩もみしましょう。
赤色が鮮やかなものを使うと、簡単に彩りが増えますよ!
生のルバーブがあれば、すべて加工せずにぜひサラダでも食べてみたいですね。
ジャム
一番多い加工法がジャムではないでしょうか?
ルバーブをジャムにするのは、驚くほど簡単です。皮をむく必要もなく、すぐ煮崩れるので煮詰める時間も短いですよ。
①ルバーブを洗い、2cm幅程度に切る。
②鍋に切ったルバーブ、ルバーブの重さの40%量のグラニュー糖、レモン汁適量を入れ、混ぜます。(ルバーブ1kgなら、グラニュー糖400gです。)
③1時間おいておくと水分が出るので、火にかけ15分程度混ぜながら煮詰めれば完成です。
煮る時に赤ワインを足してみたり、仕上げにシナモンを振ったりしてもおいしくできました!
なお、ルバーブの色がそのままジャムの色になります。
赤色のジャムを作りたい場合は、赤色のルバーブを購入しましょう。
我が家で作ったジャムですが、こんなに色に違いが出ますよ。

タルトやクランブルケーキ
タルトやクランブルケーキなどの焼き菓子に、切ったルバーブを入れて焼きます。
北欧のほうでは、庭で育てたルバーブをスイーツによく入れるそうですよ。
ルバーブだけでなく、ブルーベリーも一緒に乗せて、クランブルケーキを作ってみました。
生地が甘目だったのでどうかな?と思いましたが、ルバーブとの酸味がちょうどよかったです。
レモン汁は全く入れていないのに、レモン汁のような爽やかさを感じましたよ。

シロップ
切ったルバーブと氷砂糖やグラニュー糖を入れておいておくだけで、シロップの完成です。
鮮やかな色のシロップになりますよ。
炭酸水で割れば、爽やかなドリンクの出来上がりです。
我が家では、氷砂糖がなかったので、グラニュー糖と切ったルバーブ同量を1週間おいておきました。
するととても鮮やかなシロップができて、シロップ:炭酸水を1:2で割ってみましたよ。
こんなきれいな色のドリンクが完成です。

最初は甘さがきますが、あとからルバーブの爽やかさが感じられて、スッキリと飲めます。
家族に大好評でした。かなりおすすめです!
シロップ漬けにしたルバーブ自体は、刻んで食べてもいいそうです。
また、直売所で教えてもらったのですが、レーズン代わりに蒸しパンに入れてもおいしいそうですよ。
我が家では、パウンドケーキに混ぜて焼いたら、とてもおいしかったです。
ルバーブの保存方法は?
ルバーブを購入して数日は、新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れておけば大丈夫です。
すぐに加工できない場合は、2cmくらいに切ってジップロックに入れて冷凍しておくといいですよ。
ジャムやお菓子にそのまま使えるそうです。
我が家はルバーブをなかなか買えないので、見つけた時にまとめ買いして、一部は加工、残りは冷凍しています。
ルバーブはどこで買える?
ルバーブを買ってみたい!と思われる方も多いと思います。
これまで、私は最初にご紹介した群馬県の道の駅川場田園プラザ、中央道の八ヶ岳SA、埼玉県のイトーヨーカドーで購入したことがあります。
長野県や北海道なら、道の駅や直売所で購入できると思います。
今年は埼玉県日高市の直売所で購入できました。埼玉県でも栽培しているのは意外ですよね!
百貨店やスーパーで取り扱っていることもありますが、私の経験ではあまり数が多くありません。
これまで取り扱いがあった近所の百貨店では、去年は残念ながら取り扱いがありませんでした。
ですので、百貨店やスーパーでの購入を検討される場合は、問い合わせてみるといいかもしれませんね。
産地から遠く離れている場合は、ネットでの購入がおすすめです。
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鮮やかな赤色のルバーブを購入できますよ。
また、ふるさと納税の返礼品にルバーブを用意している自治体もあります。私は、長野県富士見町から、返礼品としてルバーブを頂きました。
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【ふるさと納税】富士見町の赤いルバーブ約4kg(500g×8袋) 【野菜】 お届け:2020年9月初旬〜10月下旬 |
最後に
ルバーブについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ルバーブのとりこになって数年が経ちますが、また今年もルバーブを買いに出かけました。
ジャムだけでなく、焼き菓子やシロップにもチャレンジしましたよ!
ますますルバーブの魅力にはまってしまいました。
美容や健康にもいいと言われ、目にも鮮やかなルバーブ。ぜひみなさんも、1度試してみてくださいね。