こんにちは。powaです。
史上最強の台風とも言われている台風19号が接近しており、これまでにない備えをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その中で、今回の台風19号は、ハリケーンのカテゴリー5、もしくは(存在しない)カテゴリー6に匹敵する強さだというニュースが飛び交いました。(カテゴリー6はフェイクニュースでは?とも言われていますが)
台風19号「ハギビス」の動きが、アメリカでも注目されている。現地報道では、「カテゴリー5のスーパータイフーン・ハギビスが週末の日本を狙っている」といったものだ。
引用:FLASH
そこで、台風とハリケーンの違い、ハリケーンのカテゴリーについてご紹介します。
台風とハリケーンの違いは?
まずは、「台風」と「ハリケーン」の違いをご紹介します。
「台風」も「ハリケーン」も、熱帯低気圧が発達したもののことです。
その発生場所及び、「台風」「ハリケーン」と呼ばれるようになる条件が異なります。
まずは、発生場所について比べてみましょう。
- 「台風」・・・東経180度以西の北太平洋と南シナ海で発生したもの
- 「ハリケーン」・・・大西洋と東経180度以東の太平洋で発生したもの
次に、熱帯低気圧から呼び名が変わる条件について比べてみましょう。
- 「台風」・・・中心付近の最大風速が17.2m/s以上
- 「ハリケーン」・・・中心付近の最大風速が64ノット(約33m/s)以上
「ハリケーン」より「台風」の方が強いイメージがあったのですが、「ハリケーン」と呼ばれる時点でかなり強い熱帯低気圧だったからなんですね。
ハリケーンのカテゴリーは?
次に、ハリケーンのカテゴリーをご紹介します。
中心付近の最大風速によってカテゴリー分けされています。
日本の台風と比較するために、日本での風速の表記m/sも併記しますね。
- カテゴリー1・・・64 – 82ノット(約33 – 42m/s)
- カテゴリー2・・・83 – 95ノット(約43 – 49m/s)
- カテゴリー3・・・96 – 113ノット(約50 – 58m/s)
- カテゴリー4・・・114 – 135ノット(約59 – 69m/s)
- カテゴリー5・・・135ノットより強い(約70m/s以上)
これだけでは、強さはわかりませんよね。
そこで、日本の台風の強さのカテゴリーも見てみましょう。
- 強い・・・33m/s~44m/s未満
- 非常に強い・・・44m/s~54m/s未満
- 猛烈な・・・54m/s以上
おおまかにですが、ハリケーンのカテゴリー1は強い台風、カテゴリー2は非常に強い台風、カテゴリー3以上は猛烈な台風ということになります。
風速を時速で表すと凄いことに・・・
ただ、これでもまだカテゴリーごとの強さがイメージできないですよね。
それは、台風の強さである中心付近の風速が秒速(m/s)で表されているからだと思います。
そこで、これを普段速さの目安に使う時速(km/h)に換算してみましょう。
計算の仕方は簡単です。
秒速(m/s)に3.6をかけてみましょう。
- カテゴリー1・・・119 – 151(km/h)特急列車並み
- カテゴリー2・・・155 – 176(km/h)プロ野球選手の剛速球以上
- カテゴリー3・・・180 – 209(km/h)
- カテゴリー4・・・212 – 248(km/h)
- カテゴリー5・・・252(km/h)新幹線並み
どれだけの風が中心付近で吹いているかわかりますよね。
猛烈な台風にあたるカテゴリー3以上では、新幹線の速さで風が吹いていることになります。
おそろしいです。
最後に
台風19号が、ハリケーンのカテゴリー5にあたる強さだということで、台風とハリケーンの違い、ハリケーンのカテゴリーについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
風速を時速であらわすと、おそろしい強風が吹いていることがわかります。
皆さん、しっかり備えておきましょう。
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