こんにちは。mpです。
環境大臣に就任して以来、小泉進次郎大臣の発言が以前にも増して注目されています。
大臣になった途端、世間の目が厳しくなった気がしますよね。
そんな中、小泉進次郎大臣のこんな発言が話題になっています。
小泉氏は共同会見で「気候変動に取り組むことはいいことで、またセクシーだ」とする知人の発言を紹介し、「私自身も同意した」などと語った。
くだけた英語表現を多用し、小泉氏は米国内でも率直に自らの考えを発信したが、「セクシー」などの言い回しは物議を醸しそうだ。
引用:朝日新聞デジタル
この記事にもあるように「セクシー」という言い回しに注目が集まり話題となりました。
そこで、「セクシー」にはどんな意味があるのか、また、どのように話題となったのかまとめてみたのでご紹介します。
セクシーの意味
「セクシー」と聞くと、多くの日本人は性的な意味を思い浮かべると思います。
性的に魅力があるというような。
しかし、実際には性的でなくともcool、exciting、appealingといった意味もあるようなんです。
つまり、魅力的、人を惹きつけるといったような意味ですね。
小泉進次郎大臣は、このような意味で使ったのだと考えられます。
批判の声
当初、マスコミは性的な意味の「セクシー」を使うことは不適切だという指摘をしていたようですが、誤解があったとして訂正されつつあるようです。
ところが、「セクシー」が性的な意味でないにしても、共同会見で使うべきではない、大臣として使うべきではないといった批判の声があがっています。
田島まいこ議員
参議院議員で立件民主党の田島まいこ議員は、ツイッターでこのように発言しています。
気候変動のような大きなスケールの課題に取り組むには、楽しく、クールでセクシーでなければならない。
世界が注目する外交舞台。大臣としての公式見解で「セクシー」発言に目が点。外国語を話すには謙虚さが必要。ロイターに世界中に発信されて、日本人として恥ずかしい。 https://t.co/sOat3cvuaO
— 田島まいこ(愛知県 参議院議員) (@maiko_tajima) September 23, 2019
これだけでは、「セクシー」の意味をどのようにとらえて批判されているのかは判断できませんが、共同会見の場で使う言葉ではないと指摘されています。
舛添要一さん
元東京都知事の舛添要一さんは、ツイッターでこのように発言しています。
NYでの記者会見で、小泉環境相は「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ」と発言。言語明瞭,意味不明瞭。金曜日に地球温暖化対策の実行を訴えた400万人の世界の若者は、がっかりするだろう。だから2時間前に、彼に注意する先輩が必要と私がツイートしたのである。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) September 23, 2019
確かに、これでは意味不明瞭ですね。
続くツイートでも、「小泉発言は具体性を欠く抽象的な言葉の遊びであり、ほとんど何も言ってないに等しい。」と指摘しています。
秋元才加さん
元AKBで女優として活躍している秋元才加さんのツイッターも話題となっています。
楽しく、かっこよく、セクシーに…。
普通に真摯に向き合って計画的にしっかり行動で示すで良くないのかな…?
私達が住む大事な地球🌏なんだから必死に取り組むべきだと私は思う。
自分が感じた違和感は大事にしたいし、間違ってたら謝る。
色々な考えの方と沢山話して深めたい。— 秋元才加 SAYAKA AKIMOTO (@akimotooo726) September 23, 2019
秋元さんの場合、セクシーが性的な意味で不適切だというよりは、そんな軽い感じの問題でないのでは?という指摘なんだと思います。
この後のツイートで、「言葉のニュアンスだけではなく、これから具体的に環境の為にどう動いて下さるのか一国民として注目していきたい」とおっしゃっています。
擁護の声
一方、ツイッターでは、「セクシー」という言葉を使うことに対して擁護する声も多く上がっています。
- ビジネスではよく使う
- 小泉進次郎大臣の発言というよりは、隣の女性の発言を引用しただけ
- かっこよくとかスマートの若者言葉的な感覚でビジネスでも使う
小泉進次郎大臣の話術?真意は?
先日、小泉進次郎大臣の汚染土の県外移設に対する発言がポエム的だと指摘され、話題となりました。
この記事にも書いたのですが、小泉進次郎大臣のこのような発言は、人に話を聞いてもらうための話術ではないかと考えられます。
ただ、「気候変動に取り組むことはいいことで、またセクシー」の後に、なぜそう考えるのか、どうしていくべきなのかなど具体的な発言はあったのでしょうか?
ニュースなどからは伝わってこなかったので、「セクシー」が性的な意味でないにしても、批判の声が多くあがったのかもしれませんね。
ちなみに、この発言の真意を問われた際、次のように答えたそうです。
小泉進次郎環境相は23日、気候変動問題に「セクシーに取り組む」とした自身の発言の真意を記者団に問われ「説明すること自体がセクシーじゃない。やぼな説明は要らない」と述べた。
記者から「どういった意味で言ったのか」と聞かれた小泉氏は「それをどういう意味かと説明すること自体がセクシーじゃないよね」と返答。詳しい説明は避けた。
引用:共同通信
やはり、大臣になったからには、キャッチーな言葉で終わってほしくないですし、皆さんが指摘されているように具体的な話をしてもらいたいですね。
2019/11/18追記
2か月近く経ってもまだ話題となることが多いセクシー発言の真意について、小泉進次郎大臣が話したそうです。
小泉進次郎環境相は17日、東京都内で講演し、9月の訪米先で「気候変動問題にセクシーに取り組む」とした発言の真意を語った。
「楽しく、前向きに取り組みを進めなければいけないとの思いだった」と理解を求めた。
引用:共同通信
まとめ
小泉進次郎大臣の「セクシー」という発言について、「セクシー」の意味や批判の声をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
発言が毎回注目される小泉進次郎大臣なので、それをバネにして具体的な政策にも期待したいですね。