こんにちは。mpです。
現在放送中の日本テレビの日曜ドラマ「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」、面白いですよね!
あの人気ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(3A)に出演していたキャストが同姓同名で多数出演していて、3Aファンが毎回喜んでいます。
そんな中、第7話では別のドラマとのリンクが話題となりました。
脚本を担当している、武藤将吾さんも放送前に匂わせていましたが・・・
『ニッポンノワール』第7話は明日22時30分からの放送です。
いろんなことが繋がって物語の真相にぐっと迫っていきます。
さらに、分かる人には分かる(分かれば本筋の深みが増す!)、驚きの繋がりが……!
宜しくお願いします。— 武藤将吾 (@muto_shogo) November 23, 2019
それは、ドラマ「ジョーカー 許されざる捜査官」との関係です。
どんな関係なのかご紹介しましょう。
ドラマ「ジョーカー 許されざる捜査官」とは?
ドラマ「ジョーカー 許されざる捜査官」とは、「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」の脚本を書いている武藤将吾さんが同じく脚本を担当したドラマです。
2010年7月に堺雅人さんと錦戸亮さんの主演で放送されました。
昼間は温厚かつお人好しだが、夜になると凶悪犯に正義の鉄鎚を下す冷酷な制裁者になるという2つの顔を持つ刑事・伊達一義の活躍を描いた勧善懲悪型刑事ドラマ。
基本は毎回ラストに伊達が法の裁きを逃れた犯罪者に制裁を下すという一話完結型ではあるが、全編を通して伊達が与える制裁の中身やあすかの兄・夏樹の死の真相、三上を始めとする協力者の正体など、様々な謎が徐々に明らかになっていく構成。
引用:Wikipedia
伊達一義を堺雅人さん、宮城あすかを杏さん、宮城夏樹を丸山智己さんが演じました。
2つのドラマの関係は?
「ジョーカー 許されざる捜査官」と「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」の関係に視聴者が気づいたきっかけは何だったのでしょうか?
そのシーンは、第7話の終盤でした。
大和田伸也さん演じる元警視庁長官でニッポンノワールを操る碓氷政明が、細田善彦さん演じる宮城遼一に、人体実験の被験者第一号だと告げるシーンです。
碓氷政明が宮城遼一に告白した内容は次のようなものでした。
- 宮城遼一は人格矯正プログラム被験者第一号
- 2010年7月、当時20歳の青年
- 小さな子供を殺害して神隠しにあった
- 当時、法でさばけないものを秘密裏に処罰することを「神隠し」と呼んでいた
- 神隠しにあった後、ある場所で人体実験を受けた
- 人格だけでなく名前、経歴も変えて、別人として生まれ変わった
神隠し
「ジョーカー 許されざる捜査官」では、警察が法でさばけないものを秘密裏に処罰していました。
それが「神隠し」と呼ばれていました。
なので、この「神隠し」というキーワードを聞いて、細田善彦さん演じる宮城遼一が、実は「ジョーカー 許されざる捜査官」に出て来た犯罪者で神隠しにあった人物なんだ!と結びつき、2つのドラマの関係性に気づいた人が多かったようですね。
また、ニッポンノワールの基地が警視庁の地下5階、「ジョーカー 許されざる捜査官」でもカギを握ったのが「UNDERGROUND V」つまり地下5階ということで、その関係に気づいた視聴者もいたかもしれませんね。
細田善彦さん
実は、宮城遼一を演じている細田善彦さん自身が「ジョーカー 許されざる捜査官」の第1話に犯人役で出演しているんです!
#ニッポンノワール 神隠しで性格改造されたと言われた #細田善彦、#ジョーカー 許されざる捜査官の第1話で子どもを銃で撃ってた救いようのないヤツで出てたわ。#お前に明日は来ない pic.twitter.com/t8gYFvn97y
— giugno2016 (@giugno18ty) November 24, 2019
改造銃で子供を殺すも、親が検事で罪を逃れる木内亨という役でした。(当時は、細田よしひこ名義で活動していたようです)
木内亨は、1話の最後で、堺雅人さん演じる伊達一義に連れられ神隠しにあいます。
つまり、2010年7月の「ジョーカー 許されざる捜査官」放送時点で木内亨という名前だった凶悪犯が、人格矯正プログラムを受け宮城遼一と名前を変えて2019年の「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」に登場しているんですね。
しかも、それを細田善彦さんご自身が、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」を含む3作品続けて演じているので、さらに関係性に驚かされます。
アナタハダレナノ#細田善彦#ニッポンノワール#毎週日曜はノワールナイト🌑 pic.twitter.com/s7XLa8KL5T
— 【公式】ニッポンノワール-刑事Yの反乱- (@NNY_ntv) November 26, 2019
ちなみに、第7話では、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」で生徒だった3人から、宮城遼一の印象が当時と少し違うと言われていました。
キャラが少し違うという点については、気になった視聴者もいるようです。
宮城遼一は、3Aの生徒たちの取り調べをしたことを覚えていない様子だったので、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」と「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」の間で受けた人格矯正プログラムのメンテナンスで、より国家に都合のいい人格に変えられたのでは?と予想しました。
2010年7月
「ジョーカー 許されざる捜査官」・・・木内亨(20)
<<神隠し→人格矯正プログラム>>
2019年1月
「3年A組―今から皆さんは、人質です―」・・・宮城遼一(瀬ヶ山署生活安全課)
<<人格矯正プログラムのメンテナンスでより人格が少し変わった?>>
2019年10月
「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」・・・宮城遼一(警視庁捜査一課)
9年越しに、しかも3作品通じて出演しているって本当凄いですよね。
細田さん自身は、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」の時から、宮城遼一が実は木内亨だったと知っていたのでしょうか!?
だとしたら、ますます凄いですね。
宮城という新しい名前の理由は?
そして、気になるのが木内亨が人格矯正プログラムを受けた後につけられた「宮城」という名前です。
と言うのも、「ジョーカー 許されざる捜査官」には「宮城」という名前の人物がいるからです。
それは、杏さん演じる宮城あすかと、丸山智己さん演じる宮城夏樹です。
2人の特徴をピックアップすると、宮城遼一との関係性が見えてきます。
- 正義感が非常に強い
- 猪突猛進型
- 奥手
人格矯正プログラムを受けた「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」での宮城遼一も、当てはまると思いませんか!?
第7話では、キスされて固まったり、告白できずにブツブツつぶやくシーンもありましたよね。
そこで、人格矯正をするにあたり、宮城あすかや宮城夏樹の人格をモデルにしたことから、「宮城」という名前にしたと予想します。
パスワード
そしてもう1つ。
もしかしたら、関係があるかもしれないと予想されるのが「パスワード」です。
第8話の予告で、ニッポンノワールを操る碓氷政明が「我々が本当に欲しいのはあれだ。」と話しています。
また、放送後の予告では、広末涼子さん演じる碓氷薫が「パスワードは」と話していました。
実は、「ジョーカー 許されざる捜査官」では、様々な情報が入ったCD-Rのパスワードを探っていたんです。
そのCD-Rには、警察の機密費がJOKERという口座に振り込まれている事、「UNDERGROUND V」という表記名、警察OBの名簿、「34.633208、139.759827」という座標などが含まれていたとのこと。
なので、パスワードやこのCD-Rの中身が「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」と関係してくると、ますます面白いですね!
最後に
「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」と「ジョーカー 許されざる捜査官」の関係について、ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
知らなくても楽しめるが、知っているとますます面白いなんて、脚本家の武藤将吾さん凄すぎます。
9年越しに、しかも3作品を通して木内亨改め宮城遼一を登場させるなんて信じられませんね。
もう1度「ジョーカー 許されざる捜査官」も見直してみたくなりますね。